山田裕貴さん主演で、新選組の熱い生き様を描いたちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇 京都決戦篇。
江戸から京都へと舞台を移していく物語だけに、歴史を感じさせる寺社や街並みが数多く登場し、「この場所はどこで撮影されたの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
実際に撮影は滋賀県を中心に、京都や静岡、栃木など全国各地で行われています。なかには劇中で実際の新選組ゆかりの場所として登場するスポットもあり、作品の世界観をより深く感じられるロケ地がそろっています。
この記事では、ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇 京都決戦篇のロケ地・撮影場所を、シーンが分かっている場所を中心に紹介します。
ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇ロケ地・撮影場所
竹林のシーンは若竹の杜 若山農場
土方歳三たちが竹林の中を進む場面
竹林の印象的な映像が撮影されたのは、栃木県宇都宮市にある若竹の杜 若山農場です。
若山農場は、広大な竹林を有する観光農園で、映画やドラマの撮影地としても知られています。
今回の撮影では、竹に囲まれた独特の景観が幕末の世界観に取り入れられました。
実際に現地を訪れると、まっすぐ伸びた竹が一面に広がっており、画面で見る以上にスケールを感じられそうです。現代の街中とは思えない雰囲気があるため、時代劇のロケ地に選ばれたのも納得できます。
若竹の杜 若山農場
住所:栃木県宇都宮市宝木本町2018
アクセスは、JR宇都宮駅から車で向かうのが便利です。公共交通機関を利用する場合は、宇都宮駅からバスを利用して訪れることができます。
宇都宮観光ナビでも、若山農場でちるらん 新撰組鎮魂歌の撮影が行われたことが紹介されています。
芹沢鴨の屯所として使われた大覚寺

イメージ写真です
芹沢鴨の屯所として登場する場面
京都・嵯峨にある大覚寺も、ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇の撮影場所のひとつです。
旧嵯峨御所として知られる大覚寺は、長い歴史を持つ寺院で、境内には時代劇の舞台として映える建物や庭園が残されています。
歴史ある建築物そのものに重厚感があるため、芹沢鴨を中心とした緊張感のある場面にもよく合っています。
大覚寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
JR嵯峨嵐山駅から徒歩約20分、または市バスなどを利用してアクセスできます。
オープニングの石段・境内は百済寺
明治になった永倉新八らが土方歳三の墓参りに訪れる場面
滋賀県東近江市にある百済寺では、土方歳三の墓参りに訪れる場面が撮影されています。
とくに印象的なのが、苔に覆われた長い石段です。劇中では明治の函館をイメージした場面として登場しますが、実際の百済寺が持つ静かな雰囲気が、そのまま映像にも生かされています。
百済寺は「湖東三山」のひとつに数えられる古刹で、境内には歴史を感じさせる場所が数多く残っています。
新選組の物語の中で「土方歳三の墓参り」という場面に使われたことで、ロケ地としてだけでなく作品の余韻を感じられる場所になっています。
百済寺
住所:滋賀県東近江市百済寺町323
近江鉄道八日市駅から車で向かうのが便利です。公共交通機関を利用する場合は、八日市駅からバスを利用します。
新選組の屯所「前川邸」は三井寺

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新選組の屯所・前川邸として登場する場面
新選組の屯所として登場するのが、滋賀県大津市の三井寺(園城寺)です。
劇中では京都の新選組屯所「前川邸」という設定ですが、撮影に使われたのは1300年以上の歴史を持つ三井寺です。
広い境内と歴史を感じさせる建物がそろっているため、幕末の京都を舞台にした作品との相性は抜群です。
実際に三井寺を訪れると、現在の京都・滋賀とは思えないほど時代劇らしい景色が残っており、画面の中で見るとさらに幕末の空気を感じられます。
三井寺(園城寺)
住所:滋賀県大津市園城寺町246
京阪石山坂本線の三井寺駅から徒歩約10分です。JR大津駅からバスを利用する方法もあります。
滋賀県も、三井寺が新選組の屯所「前川邸」として使用されたことを紹介しています。
試衛館の入口になった油日神社

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試衛館の入口として登場する場面
近藤勇や土方歳三、沖田総司らが集った試衛館。その入口として使われたのが、滋賀県甲賀市の油日神社です。
油日神社は長い歴史を持つ神社で、境内には時代劇の舞台として使いやすい場所が残されています。
劇中では試衛館という江戸の道場の入口として登場するため、実際の神社とはまったく違う場所に見えるのも面白いところです。
また、映像を見比べていくと、近藤周助と沖田総司に関係する場面でも油日神社の景観と一致する部分があり、作品を見返す際には細かな背景にも注目したくなります。
油日神社
住所:滋賀県甲賀市甲賀町油日1042
JR油日駅から徒歩約30分、車なら駅から約5分ほどです。
滋賀県も、油日神社を「試衛館の入口」として紹介しています。
阿比留鋭三郎が斉藤一に刃を向ける西山本門寺
阿比留鋭三郎が斉藤一に刃を向ける場面
静岡県富士宮市にある西山本門寺では、阿比留鋭三郎と斉藤一が対峙する場面が撮影されています。
とくに印象に残るのが、本堂へ続く階段周辺です。長い石段と歴史を感じさせる境内が、緊迫した場面の舞台として使われています。
阿比留鋭三郎と斉藤一という、どちらも剣を扱う人物が向き合うシーンだけに、静かな境内がかえって緊張感を引き立てています。
実際の西山本門寺も歴史ある寺院なので、作品のロケ地として訪れると劇中の場面を思い出しながら境内を歩けそうです。
西山本門寺
住所:静岡県富士宮市西山671
JR身延線の富士宮駅から車で約20分ほどです。
松平容保との謁見シーンは金戒光明寺
新選組のメンバーが松平容保と謁見する場面
京都のくろ谷 金戒光明寺も、ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇を語るうえで外せないロケ地です。
劇中では新選組のメンバーが歩く場面や、松平容保との謁見シーンなどに登場します。
金戒光明寺は、史実でも会津藩の京都守護職と深い関わりを持つ場所です。つまり、作品の設定だけでなく、実際の新選組の歴史ともつながっている場所なのです。
「ここで松平容保と向き合う」という演出に、実際の歴史背景を重ねて見ると、より面白く感じられます。
くろ谷 金戒光明寺
住所:京都府京都市左京区黒谷町121
京都市バスの岡崎道バス停から徒歩約10分です。
LOCATION JAPANでも、金戒光明寺では試衛館メンバーが歩く場面や松平容保との謁見シーンが撮影されたと紹介されています。
土方歳三と田中新兵衛が戦った日吉大社
土方歳三と田中新兵衛が激しく戦う場面
滋賀県大津市の日吉大社では、土方歳三と田中新兵衛が戦う場面が撮影されています。
比叡山の麓に広がる日吉大社は、全国の日吉・日枝・山王神社の総本宮。歴史の深さだけでなく、境内の自然や建物も印象的な場所です。
劇中では激しい殺陣が繰り広げられる一方で、背景には歴史ある神社の景観が映り込みます。
現代的な建物がほとんど目に入らないため、幕末の京都を表現するロケーションとして非常に使いやすかったのではないでしょうか。
日吉大社
住所:滋賀県大津市坂本5-1-1
京阪石山坂本線の坂本比叡山口駅から徒歩約10分です。JR比叡山坂本駅からも徒歩でアクセスできます。
滋賀県も、土方歳三と田中新兵衛の戦闘シーンなど、複数の印象的な場面が日吉大社で撮影されたと紹介しています。
阿比留鋭三郎と新見錦が斬り合った西教寺

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阿比留鋭三郎と新見錦が斬り合う場面
大津市坂本にある西教寺では、阿比留鋭三郎と新見錦が斬り合う場面が撮影されています。
西教寺は聖徳太子によって創建されたと伝えられる歴史ある寺院で、境内には幕末の物語にも自然になじむ景観が残されています。
とくに墓地周辺の落ち着いた雰囲気と、そこで繰り広げられる激しい殺陣との対比が印象的です。
同じ滋賀県内でも、寺社によって雰囲気がかなり違うため、ロケ地を巡ってみると作品の映像作りの細かさも感じられそうです。
西教寺
住所:滋賀県大津市坂本5-13-1
京阪石山坂本線の坂本比叡山口駅からバスを利用するのが便利です。
滋賀県も、西教寺の墓地で阿比留鋭三郎と新見錦の斬り合いが撮影されたと紹介しています。
江戸・幕末の街並みを作り上げたロケ地&セット
ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇では、歴史ある寺社をそのまま使った撮影だけではありません。
幕末の街並みを大きく作り込んだ場所も登場しており、作品のスケール感を支える重要な存在になっています。
江戸の町を上空から映したワープステーション江戸
江戸の街並みを上空から引いて見せる場面
茨城県つくばみらい市にあるワープステーション江戸も、ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇の撮影場所として名前が確認されています。
時代劇の撮影を想定して作られた大規模なオープンセットで、江戸の町並みを一度に見せられるのが大きな特徴です。
劇中で江戸の町を上空から映し、徐々に引いていくような映像を見ると、「一体どこで撮ったの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
こうした大規模な街並みを一から作り込んだセットがあるからこそ、ちるらんの世界観にもリアリティが生まれています。
ワープステーション江戸
住所:茨城県つくばみらい市南太田1176
現在は一般公園は終了しているため、外観を楽しむのが良さそうです。
幕末の京都を再現した彦根オープンセット
大和屋に見立てた家屋を使った焼き討ちの場面

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滋賀県彦根市にある彦根オープンセットも、ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇の撮影に使用されています。
彦根オープンセットは、幕末の京都の街並みを再現した映画撮影用の施設で、これまで複数の時代劇作品の撮影に利用されています。
なかでも滋賀県が公式に紹介しているのが、大和屋の焼き討ちを再現した場面です。大和屋に見立てた家屋のセットを実際に燃やして撮影しており、CGだけでは出せない迫力のある映像に仕上がっています。
2026年3月に行われた彦根オープンセットの特別公開でも、現地で管理に携わる方からちるらんで使用されたセットについての説明があったという見学者の報告があり、撮影実績を裏付ける材料になっています。
彦根オープンセット
住所:滋賀県彦根市内
一般公開されていないため、聖地巡礼での訪問はできません。今後、特別公開などが行われる場合は公式情報を確認するのがおすすめです。
新選組 壬生屯所旧跡・八木家はロケ地ではなかった?
ここまで紹介してきた場所の他にも、実際の新選組の歴史と深く関わる場所もありました。
その中でも気になるのが、京都・壬生にある新選組 壬生屯所旧跡 八木家です。

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八木家は、実際に新選組の屯所となった場所で、芹沢鴨が暗殺された部屋なども残されています。
つまり、歴史的には「新選組といえば八木家」といってもいいほど重要な場所です。
それでは、なぜちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇では八木家そのものを撮影場所として使わなかったのでしょうか。
八木家が使われなかった理由は公式には明らかになっていない
調べた限りでは、八木家がロケを断った、撮影禁止だったなど、ちるらん側が八木家を使用しなかった明確な理由を示した公式情報は確認できませんでした。
一方で、実際の八木家は現在も大切に保存されている歴史的な住宅です。一般の見学でも建物を保護しながら案内されており、自由な撮影環境とは異なります。
さらに、ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇では、大人数のキャストによる殺陣や長時間の撮影、照明・カメラなどの機材も必要になります。
そう考えると、歴史的な建物そのものを使うよりも、撮影しやすい寺社やオープンセットを使ったほうが、作品の演出には向いていた可能性があります。
これはあくまで撮影事情から考えられる推測ですが、実際の新選組ゆかりの場所と、撮影のために選ばれた場所を比べてみるのも、ロケ地巡りの面白いところです。
新選組 壬生屯所旧跡 八木家
住所:京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町24
阪急大宮駅から徒歩約10分、京福電鉄嵐山本線の四条大宮駅からも徒歩圏内です。
ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇のロケ地は歴史を知るとさらに面白い!

イメージ写真です
ちるらん 新撰組鎮魂歌 京都決戦篇のロケ地を調べてみると、単に「時代劇っぽい場所」を選んでいるわけではないことが分かります。
試衛館の入口には油日神社、新選組の屯所には三井寺、松平容保との謁見には金戒光明寺など、実際の新選組や幕末の歴史を連想させる場所が多く使われています。
さらに、ワープステーション江戸や彦根オープンセットのように、街そのものを作り上げる場所も組み合わせることで、江戸から京都へ移り変わっていく物語を大きなスケールで表現しています。
個人的には、実際の歴史とフィクションの舞台が重なる金戒光明寺や三井寺は、とくにロケ地巡りをしてみたくなる場所です。
作品を見返すときには、キャラクターだけでなく「この背景はどこだろう?」という視点で探してみると、さらに新しい発見がありそうです。

