Netflixで世界独占配信され、国内外で大きな反響を呼んでいる社会派ドラマ『THE DAYS』。役所広司さん演じる吉田所長をはじめ、現場の作業員、政府、電力会社それぞれの視点から、東日本大震災における福島第一原発事故の緊迫した数日間がリアルに描かれています。
圧倒的な映像美とリアリティに満ちた本作を観て、「一体どこで撮影されたのだろう?」「あの中央制御室や免震重要棟は本物?」とロケ地が気になった方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の内容について詳しく解説します。
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『THE DAYS』の撮影現場と福島第一原発の再現度の秘密
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中央制御室や免震重要棟(緊急時対策室)の撮影の裏側
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全国に点在する主要ロケ地・目撃情報スポット一覧
この記事を読めば、ドラマの緊迫感を支えた制作陣の凄まじいこだわりがすべて分かります。それでは、さっそく撮影現場のウラ側に迫っていきましょう!
『THE DAYS』の撮影現場はどこ?福島第一原発の再現度へのこだわり

未曾有の原子力災害を描いた『THE DAYS』。全電源喪失、そして4基の原子炉の暴走という、人類が経験したことのない危機に立ち向かう人々の姿が生々しく描写されています。あまりのリアリティに「実際の福島第一原発の敷地内で撮影したのでは?」と思ってしまうほどの完成度ですが、当然ながら現在の原発は廃炉作業中であり、立ち入りが厳しく制限されているため、実際の現地で撮影されたわけではありません。
本作の企画・脚本・プロデュースを務めたのは、『コード・ブルー』シリーズなどを手がけた増本淳さん。そして演出には、同シリーズの西浦正記監督と、『リング』シリーズで知られる中田秀夫監督という強力な布陣が敷かれました。安易な英雄譚や美談に仕立てるのではなく、「あの日、あの場所で何があったのか」という真実をあぶり出すことに徹底的にこだわったといいます。
主演の役所広司さんは、「世界でも例のない事故が起きて、まだ終わっていない。世界中の人に観てもらいたいし、その価値があるドラマになった」と語っており、出演者全員が非常に高い志を持って撮影に参加していました。その熱量が、視聴者を「まるで本物の現場を目撃しているかのような時間」へと引き込む映像の説得力へと繋がっています。
では、あの生々しい原発の内部はどのようにして作られたのでしょうか。次のセクションでその秘密を明かします。
免震重要棟や中央制御室のロケ地と撮影スタジオの秘密

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物語の核となる「福島第一原発の原子炉建屋」や、全電源を失った「中央制御室」。これらの緊迫したシーンは、緻密なリサーチに基づいた大規模なセットと美術によって生み出されました。
驚くべきことに、水素爆発によって破壊された原子炉建屋のロケは、千葉県にある廃工場で行われました。その広大な廃工場に、膨大な量の瓦礫(がれき)などの美術を徹底的に作り込み、セットとは思えない圧倒的な臨場感を持つ空間を完成させたのです。
さらに、映像表現にも通常のドラマではあり得ないほどの工夫が凝らされています。
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本物の闇の表現:全電源を失った中央制御室や建屋内の真っ暗闇を再現するため、極限まで照明を落とした暗い映像で撮影。
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見えない恐怖の演出:目に見えない放射能の脅威を伝えるため、空中にきらきらと光って漂う粒子や、不快感をもたらす独特な音楽・音響効果を採用。
役所広司さんが主に滞在した「免震重要棟の緊急時対策室」や、竹野内豊さん演じる当直長らが命がけでベント(排気)を試みた「中央制御室」は、当時の報道や資料を忠実にトレースして再現されました。この完璧な舞台装置があったからこそ、自衛隊の活動や決死隊の葛藤といった人間の極限状態のドラマが、嘘偽りのないリアルさで観る者の心に刺さるのです。
『THE DAYS』のロケ地巡り!目撃情報があったスポット一覧

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『THE DAYS』の撮影は、千葉の廃工場ステージだけでなく、関東近郊を中心に全国の様々な施設やロケーションをフルに活用して行われました。政府の会議室、本店対策本部、関係者が集まる場所など、作品の重厚な世界観を崩さないスポットが選定されています。
ここでは、独自の調査や目撃情報から判明している主要なロケ地・撮影場所を一覧でご紹介します。
| スポット名 | 都道府県・エリア | 主な想定シーン・特徴 |
| 千葉県の廃工場 | 千葉県 | 原子炉建屋の内部、瓦礫が散乱する現場の再現 |
| 学士会館 | 東京都千代田区 | 政府や組織の重厚感ある会議室・ロビー |
| 大手町プレイス ホール&カンファレンス | 東京都千代田区 | 記者会見、対策本部や近代的なオフィス関連 |
| エムベイポイント幕張 | 千葉県千葉市 | 電力会社の本社や政府機関のビルシーン |
| 晴海トリトンスクエア | 東京都中央区 | 組織の意思決定が行われるオフィスシーン |
| 横浜ベイホテル東急 | 神奈川県横浜市 | 関係者の滞在シーンや格式高いロビー |
| L stay & grow 南砂町 | 東京都江東区 | 近代的なカンファレンスや施設内のシーン |
| むつグランドホテル | 青森県むつ市 | 地方のロケーションや宿泊を伴うシーンの再現 |
| 国立病院機構 村山医療センター | 東京都武蔵村山市 | 負傷者の搬送や緊迫した医療現場のシーン |
| 東日印刷 | 東京都江東区 | 報道機関やメディア側の緊迫した動き |
| 東公団通り商店街 | 関東近郊 | 震災前の日常や、原発周辺の避難地域の街並み |
| 筥﨑山 地蔵院 | 埼玉県川口市 | 静けさや祈りを象徴するお寺のシーン |
| ながら太陽ファーム | 千葉県長生郡 | 広大な敷地を活かした屋外や自衛隊の活動 |
このように、現代的なオフィスビル(大手町プレイスやエムベイポイント幕張)で緊迫した意思決定の場を表現する一方、学士会館のような歴史的建造物で組織の重苦しさを演出するなど、ロケ地選びにも細やかな意図が感じられます。
まとめ:ロケ地の背景を知ると『THE DAYS』がさらに深く楽しめる!

Netflixシリーズ『THE DAYS』は、徹底的な取材(門田隆将氏のノンフィクション『死の淵を見た男』など)に基づき、あの日あの場所で起きた真実をあぶり出した骨太な名作です。
実際の福島第一原発ではないものの、千葉の廃工場に作られた凄まじい瓦礫のセットや、全国の洗練されたロケ地(学士会館、横浜ベイホテル東急など)での丁寧な撮影が、本作の持つ圧倒的なリアリティを支えています。
映像の裏側にある制作陣やキャスト陣の「世界に伝える」という高い志、そしてロケ地の背景を知ることで、ドラマの緊張感をより深く味わうことができるはずです。ぜひ、これらの撮影秘話を頭に入れながら、もう一度『THE DAYS』の衝撃の全8話をじっくりと体験してみてください。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。
